病理検査結果
10月8日の土曜日に手術をして翌日の朝と夕方に面会に行ったら少し元気になっているようだったがごはんを全然食べていなかった。
手からあげても顔をそむけて食べてくれない。
なんでも食べるのにこんなことは初めてだったので心配だった。
翌々日の朝面会に行った時このままではご飯を食べないから家に連れて帰りたいと言って退院させてもらった。
家に帰ったらやっぱりご飯を少しずつたべるようになってきた。
散歩も徐々に遠くまで行けるようになってきたのに10月15日の夕方右足が腫れてきたのであわてて病院へ行った。
レントゲンを撮ったら骨に転移しているようだと言われそのまま先週の手術の病理検査結果を見せてくれた。
骨転移
病理組織診断書
所見
提出された脾臓の腫瘤部(4x3.5x3.5cm)と非腫瘤部を含むように切り出し、計5枚の標本を作成しました。標本上、これらの腫瘤組織では、血腫とともに実質で増殖する腫瘍性内皮組織細胞による幼若な脈管構造が観察されます。これらの腫瘍細胞は、明瞭な核小体を有する楕円の核とわずかな好酸性細胞質を持ち、少量の膠原繊維で構成された間質に支持されています。核の異型や大小不同は中等度から高度で、核分裂像は高倍率1視野あたり1-3個観察されます。
病理組織学的評価
脾臓:血管肉腫
コメント
本症例の脾臓では、血管肉腫が観察されました。脾臓血管肉腫は血管内細胞由来の予後が悪い悪性腫瘍です。多発性に増殖巣が形成されている場合は、単発性の病変より幾分予後が厳しくなるといわれています。この腫瘍の合併症には、肝臓を初めとした多臓器への転移、持続する腹腔内出血、隣接する内臓または腸間膜表面への播種、凝固異常(DIC)および異常赤血球態が挙げられます。
抗がん剤を使っても余命3ヶ月くらいだと言われた。
その後痛み止めと止血の点滴をしてもらい 痛み止めと止血 剤をもらって帰った。